中学生以下日記 番外編

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真夏のキャンプ編


7月も中旬を過ぎると、いよいよ札幌にも本格的に夏が到来といった感があります。
僕も一応、身分は大学生。人並みに夏休みがやってきます。
現在、僕は大学3年生。
遊べるのは今年しかない。(来年は就職活動が待っている)
「暑い夏」「熱い夏」に変えるためには、どうすべきか?
という無意味な話し合いを、友人達と夜を徹して敢行。
その結果、”あらゆる観点から「色気」が必要不可欠でしょう!”
(かなり無理のある論理)
”夏といえばしかないでしょう!”
(どこをどうすればこの結論に至るのか)
更に、”浜辺といえば焼肉でしょう!”
(ど・ど・ど・どうして?)
そして、”夜には花火なんか素敵だわ!”
(アンタの友達にはオカマもいるんかい!)
ということで、蘭島(らんしま:札幌近郊の有名海水浴場、
ナンパスポットとしても知られている)へキャンプに行く事になりました。
***
計画はしたものの、キャンプ会場と日付しか決めずに、
待ち合わせ場所や集合時間はおろか、
一緒に行く女の子が一体誰なのか(コレ重要です!)、
そして何を持っていくのか、大事な事は何も話し合わないままに、
前日の夜まできてしまいました。
さすがに少し焦ってきました。
手当たり次第、携帯で電話をしまくります。
すると、一人は明日に備えてか、もう寝ていました。(準備くらいしようよ!)
一人は電源が切れています。(何やってんのかなぁ・・・・。)
しかも恐ろしい事に、明日の天気予報はです。
これは中止か?
それで僕はどうしたかというと、取りあえず今日は寝よう
明日起きてから考えればいいや。(結局他の奴らと一緒)
***
次の日の朝、というか昼に起きると、
天気予報とは裏腹に、外は雲ひとつ無いような有るような天気の良さで、
正にキャンプ日和、かつ海日和で、夏真っ盛り。
そして、やや遅刻気味の女性陣とも合流、どうやら全員僕より年下のようです。
普段、ハートランドでは少しだけ(?)年上の女性客に囲まれている僕は、
少し戸惑っています。
遅ればせながら、キャンプ用品を買い、蘭島に到着したのは、
僕の予想を大幅に超える、午後六時でした。
コレには参りました。
なぜかというと、この時間では、女子の水着姿が見られません・・・・・。
僕のイメージでは、お昼過ぎには到着して、ビーチでボール遊びでもしながら、
横目でチラチラ・・・・・なんて思っていたのに。
***
仕方ない。まずはみんなでテントを張ることにする。
そして、海辺で焼肉をすると共に、なぜか突然ここでお約束の自己紹介タイム
人一倍自己紹介が苦手な僕ですが、ちょっとお酒が入っていたため、
無難にその場を切り抜ける。
夜もイイ感じに更けてきました。夏の夜といえば、花火です。
期待感に胸を膨らませたその時、突然の豪雨です。
天気予報は悲しいくらいに当たります。
キャンプにハプニングやアクシデントはつきものです。
しかし、もうひとつの計画も台無しです。
夏の夜のもう1つの風物詩といえば肝試し
しかも、、男女ペアであれば、ムードは最高潮ではないでしょうか。
肝試しが中止になったその後に雨が止むなんてツイてないなぁ・・・・・。
しかし、いつのまにか、男子二人・女子二人の姿が見えません。
カップル誕生です。
(そのうちの一組は、朝まで戻ってきませんでした。
これ以上は皆様のご想像にお任せします。僕には書けません。)
***
自分にそういったハプニングが無かった事は、少しだけ残念ですが、
再来年の夏は、僕にもきっといいことがありますように。
(しつこいようですが、来年は就職活動に専念です。)
またキャンプに行きたい。
その日は夕方の五時半から、ハートランドで勤務だった事を
最後に書き添えて、僕の「真夏のキャンプ編♪」を終わります。

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