和寒 前述どおり、全くの見切り発車で始まった今回の旅(えっ?いつもどおり?)。 2人とも道北にはほとんど知り合いはいない。 その土地その土地で、生の情報を生かしていくしかなさそう。 札幌から高速道路で旭川方面へ。 飛ばしまくって、約1時間で旭川インターを通過。 猿払を経由していく以上、知っている道はできるだけ時間を短縮しようという事か? 旭川を過ぎたあたりで、突如S・V氏が 『そういえば和寒にめちゃめちゃうまいラーメン屋さんがあったぞ、確か。』 と呟いた。 その思いつきで、予定には全くなかった和寒インターを降りる事に。 僕が『何ていうラーメン屋さんですか?』と聞くと、 ノータイムで、 『そんなの知らんよ、何となくイメージで聞いた記憶があるだけだからね。』 とS・V氏の解答。 店名はおろか、あるのかないのかもわからずに高速を降りるS・V氏、 あなたって・・・・・素敵です(涙)。 そして本物のグルメ魂を垣間見た思いです。 和寒インターの料金所で支払いをしながらS・V氏は、 『和寒においしいラーメン屋さんがありますよね?どこにあります?』 料金所のおじさんに聞きます。 すると『有名な店があったかも・・・・・。』 と期待をさせるコメントが返ってきた。 そしてわざわざ社内の無線(?)で仲間に聞いてくれた。 『私は食べた事ないけど、有名みたいだよ。私は和寒に住んでないからさ。』 とも。 有名という言葉しか言わないおじさんのコメントが気になるが、 どうやらあるにはあるらしい。 ちなみに、そのおじさんの場所を教えるコメント(原文まま)、 『右に曲がって、ちょっと行ったらまた右に曲がって線路越えたらすぐあるわ。』 アバウト過ぎますって。 しかし S・V氏は『了〜解。わかりました!』 ほんまかいな(笑)。 実際、信号がいくつもあってどうかなと思った、 でもノーミスで探り当てたんです。 道の駅を探す時はよく道路を間違うS・V氏だが、 うまいラーメン屋を探す時は一発検索(笑)。 これって・・・・・。 大勝 何の変哲もない、牛の放牧地の真ん前にそのラーメン屋さんはあった。 そのロケーションを見れば誰だって不安になるはず。 とりあえず、牛をバックに記念撮影(笑)。 気持ちを落ち着かせてから、そのお店に恐る恐る入る2人。 しかし予想に反して、まだ11:30だというのに、 しかもこんな場所なのに、店内はすでに満員状態。 地元民の熱い支持を感じ、少しほっとします。 厨房内はおば様が3人。 メニューは醤油ラーメンのみ、500円なり。 待つ事20分、ついに姿を現した名品。 あっさりして、くどさは皆無。 毎日でもいけるかな?って感じのラーメンです。 普段醤油ラーメンを食べる事がない僕ですが、 たまにはこういうのもいいかなと思った。 S・V氏のイメージ発言がなければ、きっと来る事はなかっただろうな。 一期一会、こんな名店との出会いも旅打ちあればこそか? 醤油ラーメン ★★★ お腹も満たされ、また急いで北上か?と思ったら 【わっさむ かぼちゃの王国 ”わっさむかぼちゃん”】 という看板が道路沿いに。 気になって、引き返すチームハートランド。 ちなみに和寒はかぼちゃの生産高が日本一らしいです。 という事で、このドライブイン風の所でソフトクリームを食べていきます。 もちろん、かぼちゃソフトです。 うん、おいしかったです。 S・V氏は”かぼちゃの玉子”という謎の商品をオーダー。 チーズとかぼちゃが入った団子状のもの。 いくつか入れ物の中に入ってきたが、S・V氏は1個食べただけでギブアップ。 あとは僕がきれいに食べました。 かぼちゃの味はほとんどしない、チーズ団子といった感じ。 見た感じ、少し重たいなとも思う。 一度手に取ってもらうには、つくづくネーミングって大事だなと思う。 この商品が”かぼちゃの玉子”という名前じゃなかったら、 きっと買わなかったもん。 ハートランドのフードやドリンクも???っていう ネーミングのものが多いが、それでいいのかも。
あ、そうそう、ここで旅打ち名物”顔出し看板”で写真を撮りましたよ。 かなりのロスタイムがありながら和寒を後にした。 |