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タイトル 著 者 初版発行日 発行所
「定本 何を切る?」 馬場 裕一
片山 まさゆき
西原 理恵子
1992年10月28日 竹書房
(バンブーコミックス)

その後数々出版された「何切る?」の最も早く発売されたものだと思う。
馬場・片山・西原の3氏の共著となっているが、
私の推測ではたぶん、馬場 裕一氏のプロデュースだと思う。
この本の中で、馬場 裕一氏は「何切る?」のパターンを3つに分類している。

 @  手役編
       手役の構想・見切り・選択・分岐点・構策法etc・・・・
 A  状況編
       持ち点・順位・ドラがらみ・場況・攻守の決断etc・・・・
 B  面子構成編
       手順・手筋・待ち取り・受け入れ・喰い仕掛けetc・・・・

これ以外は無いと言明。半ば当たり前の事ではあるが、
当時麻雀劇画誌を読んでいる10代の読者には、センセーショナルだったかもしれない。
この第1作も、これらのパターンを汲んだ11問の設問を、トッププロ達が解答している。
伝説の雀鬼 桜井 章一氏が、解答者の一人として名を連ねていることも
今となっては驚きだが、私がそれ以上にビックリした事は、
幻の(元祖と言ってもよいと思う)女性麻雀グループ
”お雀子クラブ(おじゃんこくらぶ)”の初期メンバー、かつ最高位戦Cリーグプロだった
布施 清恵氏の名前を見つけた事である。
もしかしたら、この本のココを紹介したかったのかもしれない。
決してマニア本ではありません。