第二十六期 王位 土田 浩翔プロ の解答 | ||||||||||||||||||
私、ふだんから、東場の1〜3局あたりまでは、 速さよりも高さで勝負しております。 それはもちろん親番であろうと同じです。 よく、親になると、天下を獲ったような顔をして、 レンチャン第一主義、みたいな麻雀を打つ方がいらっしゃいますが、 ナンセンスの一語に尽きます。 南場に入って、トップ目であるにもかかわらず、 ピタリとオ脚が止まる方がいらっしゃいますが、 東場でチョコマカしたアガリを連発なさってるからであります。 中味の薄いアガリを拾っても意味がないのが麻雀の本質。 でありますから、今回の問題のポイントも そのあたりに正着打が隠されていると、考えていただきたいのです。 切りの一手です。 仮に、ツモであれば、切りという妙手が打てるのですが、 いくら4トイツになったとはいえ、 手中にある牌とは無関連の引きでは ・ 落としなどという大胆な着想は、トイツ好きの私であっても、 踏み込めない牌形なのであります。 切りの後、どこでもしくはを手放してピンフにするかという楽しみは、 やはりツモ次第という無責任な対応になりますが、 それも麻雀の不条理な側面であり、ご容赦願いたいと思います。 私の予感としましては(というより、私の実戦パターンとしては)、
オット! 倍満じゃぁ〜 ハ〜イ! 8000オール でぇ〜す。 ということになること、65%くらいの確率でアリマス。 ゴメンナサイね、こんなマージャンで「王位」獲ってしまって・・・・・ スンマセン! |