木村 和幸プロ の解答 |
打牌候補としては・・・・・の6種類 (さすがに他の回答はないものとしました)位でしょうが、 私の回答は切りとさせて頂きます。 理由は以下の点になります。 まず、二シャンテン戻しになる打・は候補から外しました。 次の一巡でハネツモのテンパイの可能性がある為です。 (例: リーチ・ツモ) (例: リーチ・ツモ) 実は個人的にははともかく、切りはおおいに好みなのですが、 これにつきましては後述します。 456の三色の為の有効牌は・の2種8枚と狭い。 また456の三色にする為の打牌は・の2つですが、 はマンズのイーペーコー及びピンフをなくし、 は打と同じく一番テンパイチャンスが広い打牌ではありますが、 この状況であれば出来るだけ使い切りたい ドラのの受け入れをなくします。 この3点はかなり大きいので、・の二つも候補から除外します。 打は打と同じく一番テンパイチャンスが広い打牌ではありますが、 以降のピンズの伸びを全く断ってしまい、なおかつその見返りとして あるべき456の三色すらなくなってしまう為除外します。 そうなると残りは打となるわけですが、 これにも当然メリット・デメリットがあります。 デメリットに関しては”1手で三色テンパイにならない”の1点でしょうか。 しかし、三色テンパイになったとしても、 表だけだと、万が一456の三色に仕上がってもハネ満になりにくい。 (リーチ・ツモ・タンヤオ・サンショクで5翻。 赤か一発・裏のどれかがついて、初めてハネ満。) ハネ満なら、メン・タン・ピン・ツモ・イーペーコー・表一 (もしくは赤一・裏一・一発のどれか)も同じ。 イーペーコーは確定ではありませんが、456の三色も同様に確定はしません。 また、ハネ満になる為の有効牌は瞬間は・の2種7枚だが、 切りの後の有効牌としては確実に高くなるものとしてはドラのがある。 以上の理由により、今回の問題の回答としては、 私の場合切りとします。 補足:”切りはおおいに好み”についてですが、一番の理由は、 マンズ・ピンズの連続型に手をつけなくてよい点です。 実戦では私の場合、この方が多いかもしれません。 裏目のツモの場合でも、フリテンにはなりますが、 (確定の可能性がある)345の三色に移行できます。 345の三色になれば、456の三色にはなかった ピンフやイーペーコーも複合する可能性も出てくるので、 今度は確定ハネ満から最大倍満まで見えてくるのです。 切りの後、ツモ・なら切り、 ツモ・・・・なら切り、 ツモ・・・・・なら (ツモ・からの345の三色へのわたりを見て)切り、 ツモなら切り、 ツモは切りか切りか切りかチョット難しいところですが、 ピンズの伸びや、ツモでのソーズ1メンツ確定後の形等を考慮すると、 ツモと同様の切りがベターでしょうか。 |