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土田 浩翔プロ の解答 六萬

今月の問題は打ち手の底の浅さがすぐに露呈する好問題。
東1局の1巡目という設定がスバラシイ。
なんの制約もなく、自由奔放に打てる局面ほど、
その打ち手のすべてがさらけ出されてしまうもの。
言い訳無用の世界がそこには広がっているのです。ウシシシシ。

まずこの手牌から678の三色を想定する打ち手には未来がありません。
ひとつ飛ばしての789の三色狙いとは雲泥の差があります。
中途半端に打1筒などと構えるのはコケコッコであります。
1筒ピンとして、
234と678の両天秤をかけて安心しているそこのSクン。
キミのウイークポイントがその安定志向にあること、
自覚したほうがいいんじゃないかなぁ。
エッ?そんなのヘンですって?
あああ、その常識的な堅い殻、どーにかしないと、
ホントに成長なきヘリクラーになっちゃいますゾ!
ワタクシの一打は六萬切り。
べつに、ワタクシが正解だ!などとはツユほども考えておりませんが、
少なくとも1筒切りよりはマシなんじゃないカナ。
それだけは自信アリマス。

あまりワタクシは手役を追いかけるタイプの打ち手ではありませんが、
東1局の1巡目であればハナシは別。
最高の最終形を想定しながら打牌選択していきます。
ここでは、234の三色はむろんのこと、123の三色プラス純チャン。
またはピンズの一通。
九萬をもう1枚引いてくれば、
789の三色プラス純チャンもあり得ます。
日頃から赤5主軸で打っている面々には
(ナニ言ってるんだろ、このオッサン)くらいにしか映らないでしょうが、
ワタクシはそう打っていきます。
ヒトの数の分だけ個性もあるわけで、
イコール打ち方もそれぞれであっていいとは思うのですが、
若いうちから賢さだけが前面に出た打ち方を身につけることは
避けてほしいナって思うから・・・・・
敢えて1筒切りだけを否定してみました。
まさかとは思いますが、九萬切りなどという
ゴクアクな一打を選んだヒトいないでしょうな。(オ〜さむ)
ではまた来月。

ちなみに、<幸せは準備された心に訪れる>
byファンキーさんにひとこと追加。
正確には<幸せは準備された純粋な心にのみ訪れる>が
正解なのではないでしょうか。
と・・・ワタクシの経験則は語ってくれていますが・・・・・
ア〜〜〜どーせオレには幸せは訪れないですぅ〜〜〜だっ!


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