古久根 英孝プロ の解答 |
チートイツも見て、打とするのが平面的には利があると思うが、 メンツ手とトイツ手の分岐点で重要なのが、 1.場況、2.手牌構成 と思われる。 まず1.の場況だが、全体的にトイツ場傾向になく、 東家はごく普通のシュンツ系の捨て牌、 西家は一巡目、三巡目と変則手も考えられるが、 二巡目のでトイツ手やホンイツではなく、 下の三色がらみのメンツ手と見る。 北家は一色手模様で、各家ともメンツ手と思われる。 2.の手牌構成だが、リャンメンターツが3組と メンツの作りやすい構成である。 チートイツは傾向として手牌構成が断続的であることが多いので、 この手牌から打とし、 手なりでチートイツのイーシャンテンになっても、 テンパイからアガリまでは困難と思われる。 チートイツを見ないとすると切りが良さそうだが、 場況からとでは、山に残っているのは のほうが高く、コーツになることも考慮し、 シュンツになりやすいところをスリムにする打とする。 |