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| 木村 和幸プロ の解答 |
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上記の手牌からの打牌候補は、 10種類考えられます。 ではこの10種類の中から順番に絞り込んでみましょう。 まずは 3シャンテンをキープしますが、 また(コーツになれば)ダブ東でもあり、 他の部分はタンヤオやピンフが確定していないため、 ここから切る必要はないでしょう。 よって (ドラターツを外す)ものとし、一緒に考えます。 確かに234の三色が見える手牌ではありますが 確定はしていません。どちらかというと崩れる可能性 (ツモ の方が高い形です。 だとしたら確実に1翻あるドラ(ターツ)を 外すのはあまり意味がないため、 (ターツ外し)ものとし、一緒に考えます。 3シャンテンの手牌からトイツ手を狙うわけでもないのに リャンメンターツを嫌っていくのはいかがなものでしょう。 三色が崩れたりした場合には、 親でもあるのでリーチという手段を 用いなくてはならなくなるやもしれません。 そうなった時には、端がらみのリャンメンターツは かなり有効になるものと考えられるのでこれも除外します。 234の三色が無くなってしまいます。 上記のように確かに三色は崩れ易い形ではありますが、 3シャンテンの時点で見切るのは 少々もったいないのではないでしょうか。 この後、ツモ よって すでにドラの もしくはリー・ヅモ・赤・ドラという オヤマンの可能性が残されています。 最終的にツモ ツモ 一発や裏ドラ期待になってしまうかもしれませんが、 そうなるまではなんとか使い切れるように 残しておきたいものなので、これも除外します。 三色を見ながら、 しかし ピンズのリャンカンが先に埋まれば問題ないのですが、 三色が崩れたり、ダブ東がたたけなかった場合、 前記のようにリーチで攻めたいにもかかわらず、 自信をもってかけることが 出来なくなってしまわないでしょうか。 例えば ツモ cf1 cf2 cf2からは ツモ ピンズのカンチャン選択、 cf1に至っては優劣をどこで判断すべきか わからなくなってしまうのではないでしょうか。 よって ピンズのリャンカンを内側に寄せる一打ですが、 これもやはり三色が崩れてしまうので除外します。 よって解答は この一打を私の解答とさせていただきます。 理由をまとめると
というところでしょうか。 この後の有効牌引きの後の打牌は以下のようになります。
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