土田 浩翔プロ の解答 |
南2局を迎えてマイナス12500点。これはもう絶体絶命の大ピンチ。 三色だドラだなどと悠長なことは考えてはいられない状況下。 この認識があるかないかで運命は大きく分かれてしまいます。 危機管理能力の有無と置き換えてもいいでしょう。 ここで456の三色手やとドラであるを両立させるや オシャレっぽく映るや切りなんて選択は最悪。 次の一手はまず456の三色を否定する切り。 そしてすぐにドラ切り。 一見して打ってみたくなるような手筋はことごとく否定するところから 復活劇は始まるのです。 理想の最終形は、 のようなものではなく、 (ポン) みたいな2900点止まりの手牌。 夢も希望もないじゃないか・・・・・と言われても、 今のワタクシに出来る精一杯の手作り。 唯一の救いである、来たるオヤの連荘に一縷の望みを託してみるのです。 経験則を語るとまたまたオカルトの打ち手と言われてしまいそうですが、 たぶんこの苦境を抜け出せるとすれば 「切りしかない!!」と囁く守護神が ワタクシをいつも救ってくれているのもまた事実なのです。 くれぐれもお知りおき願いたいことは、 この類いの手牌がいきなり起死回生の大逆転ホームランには なりえないという悲しい現実があるということ。 こんなことは知りたくもないことなのでしょうが 本当に現実は厳しいものなのです。 アーメン。 |