花摘 香里さん の解答 |
北海道のみなさんこんにちは。 そしてインターネットゆえ、全国各地、 世界各地から読んでるみなさんこんにちは。 先日、札幌のハートランドではないフリー雀荘で 「オカのみ、東北戦、ナシナシ」というルールで打った花摘です。 いや〜、起家マークは「東南」になってるのに、 いきなり「おじょうちゃん、北北(ペッペー)だよ」 って言われてもねぇ。 まったくありふれた打牌です。 何切るにありがちな 「これ以外に切る牌はありません」と思うくらいの一打。 だけど、この当たり前だと思う一打に差があったりするんですよねえ。 そこが何切るのおもしろいところ(^_^) 昔の人はそれぞれの家の仕事について言ってました。 「南家は早くあがって親落とし」 「西家は比較的自由に打ってよし」 「北家のときはおとなしく打つべし」 東家に縛りがなかったのは もっとも自由に打ってよしだったからなんですかね。 今回の出題では北家になっていますな。 ということはおとなしく、打とでもしておくんでしょうか。 いやいや、そんな。もったいない。 だって、誰でも気づくでしょうが、一通と123の三色の天秤の手です。 引いて失敗したら大ダメージじゃないですか。 麻雀とは、次に何を引くかがわからないゲームなんですから 引いた牌が無駄にならないように 準備をしておいてあげるのが手牌の心得。 特にラス目!ラス目のときこそ手広く! どんな失敗もないように 目目目目目一杯に風呂敷を広げておきましょうよ。 こんなテンパイもよし。 こんなテンパイもよしですよ。 こんなテンパイだっていいです。 ラス目はテンパイ賞すら欲しいのだ。 ところで先日、フランケンやダンディな漫画でおなじみの 漫画家・押川雲太郎さんとサンマ打ちました。 サンマって役に思い入れを寄せたり、 感情に負けたりするといけないゲームなんだよね。 だからロボットになる必要があります。 非人間的打牌が求められるの。 ってなことを抜け番のときに(4人いてもサンマだから)、 それぞれの非人間的打牌をつまみにビールを飲んでるわけです。 ラス目のときも同じだと思うんです。 なんでもかんでも暴牌打つってわけじゃないけど、 「手広くできるところは手広くしておく」ってのは 追っかける立ち場ではキッホ〜ンですね。 「鳴かれるといやだから」とか 「南家のリーチ一発回避のためにとっておきたい」とか 思っている人たちは、 ぜひサンマデビューしてみましょう! めくるめく非人間的な世界が広がっています。 あれ?何切るの回答のつもりだったのに、 サンマメンツの勧誘になっちゃった(^o^)/ |