僧根 幸男プロ の解答 |
札幌の麻雀ファン、そしてハートランドの皆様、ご無沙汰しております。 101競技連盟の僧根幸男です。 最近は東京での対局以外は神戸の南京街にヒッキーしております。 さて10月の問題ですが、5巡目にしてメンツオーバーの好手牌。 オープン戦ルールということなのでスピードが欲しいところですが、 イーシャンテンからやや時間がかかりそうな手格好ではありますね。 ソーズ部分での2メンツをどう受けるか? そして他の部分とのバランスは?という問題でしょうか。 私の打牌候補は・・・の4点がこの状況下では考えられそうです。 メンツ手のイーシャンテンへの単純な受け入れ枚数では最大の 打が678や789の三色目も残し支持される方が多いと思われますが、 私のオススメは打です。 次にメンツが完成すれば打(ツモはもちろん打)。 以下マンズのカンチャンを先に引けたなら文句なし(多分リーチ)。 ツモは少し迷いますが、打の三色でカン。 ツモ・は仕方なくリーチ。 最も嬉しくないのがツモですね。 もしソーズのイーペーコーが出来ていれば、 打のヤミテンでツモのリャンメンへの振り代わりや ピンズが重なった時のチートイツへの変化を期待します。 ソーズのイーペーコーが出来ていない場合は、 ツモ・と同じく、仕方なくリーチといったところでしょうか。 恐らく今局は、5巡目に打と来ている ラス目の東家との一騎打ちになるでしょうが、 オープン戦なら致し方なしと思います。 ちなみに・のシャンポンリーチを打つ場合、 ドラ表示牌にが1枚めくれているのは充分承知しておいてください。 とにかく打で一歩前に出る。 次のツモがピンズの重なりなら、打か打ぐらいで チートイツに比重を置きます。 ピンズの一方と、それからとの残った方を持って、 あとは他家の捨て牌・進行状況に合わせて 失点しないようにチートイツへとなりそうです。 その場合はいつまで先手を取っていられるかにかかっていますが、 もし後手模様でも丁寧に受けていれば 何とか安全にテンパイ復活もあると思いますので、 こんな感じの牌姿や局面がきた時には参考にして実験してみてください。 現在はとにかく無キズで好手牌が来ています。 このまま先手を取りきって、メンツ手で和了出来れば最高ですが・・・・・。 |