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土田 浩翔プロ の解答 

南家は何を焦ってるんだろう?
卓上でたまに目にする光景といえば光景なのだが、
東3局あたりの平穏な局面に何ゆえにドラの翻牌を早々に手放せるのだろうか。
その真意を計りかねるケースが目に余るのでここで叫んでおきたい。
『ビビってんじゃネェーゾ!!』と。
もちろんレアケースとして、
手広〜く手広〜く構えたいイーシャンテン手牌もあるわけで、
この南家がそうである確率も10%くらいあるよーな、
無いよーな
(たぶんオヤの捨て牌に過剰反応しただけとは思うが・・・)。
それともうひとつ、赤牌が複数入っていて、
ご祝儀に目がチカチカいやクラクラしちゃって
とりあえずジャマなをポイと捨ててしまったケース。
まあこれはフリー店ではよく見る光景のひとつだから許せちゃうけど、
もっと頑丈な打ち方したほうがもっとお金増えるのにナァーとは
つい思ってしまうワタクシめ。
ま、人それぞれ、生き方は自由ですし、
翻牌のドラ切りぐらいで人生語られたくないぜと言われるかもしれないけど、
それでもワタクシめは声を大にして言っておきたい。
『目先で生きてちゃぁイカンぜよ!!』と。
ところで何切る?
エッ??っと。
切り。
これしか打てないワタクシ。
ワンズが場に安いもので
たぶん中ぶくれの形をフル活用してのふたメンツは
十分可能に思えるけど・・・。
そんなふうにアガっても 【運】の神様はホホえんでくれないと思うワケ。
でもくらいは楽勝で引いてこれるでしょ。
そうしたらもうあとはを引けばいいだけだから、
このが引けたところで実質234三色のイーシャンテン形を見れるワケ。
あとはオヤの色具合ひとつで、
ソーズのリャンメンを外すのかピンズのカンチャンを嫌うのかを考える。
ただ、条件が平等であったならワタクシは間違いなくを残す打ち方をする。
それくらいこの引きの感触が優れている。
こんなふうに【感触 】のハナシを持ち出すと
即座に拒否反応がかえってくることを知っていながら
敢えて言ってみたのにはワケがある。
どんなときでもそうなのだが
(ヒマと忍耐力のある方は是非データ集めをしてみるといい)
ある色の急所牌をズバリと引いてきたときには
その色がまだもうひと伸びするパターンが多い。
これは【色】の魔力みたいなもので、
魅力あふれるヒトがいて、
そのヒトの醸し出す心地イイ風に引き寄せられるかの如く
次から次に欲しいものがやってくるという現象。
これぞマージャンのマージャンたる風景であり、
そこのところが理解できずに
頑なに論理的解釈をこじつけようとしている哀れな人々には
永遠に口説けないんだろうナァとつい思ってしまう。
この意味、わかってもらえるだろうか・・・?
おあとがよろしいようで。
失礼しまーす。


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