「何を切る?2月分解答」
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土田 浩翔プロ の解答 

東1局にマンガンを放銃してオヤを迎えた3巡目。
【初ホウジュー眼のクスリ】と昔から言われているように
(って誰も知らなかったりして・・・)
開局早々の放銃は逆に浮ついていた心をシャキッ!とさせる効果があります。
ワタクシなどは特に東場の放銃が多いタイプなので
そのあたりの考え方というか捉え方は手慣れたものです。
マンガン放銃という点数的な問題はまったくと言ってよいほど気にしません。
ただ、どうして開局早々にそういう巡りあわせになっていたのか?
「運」の流れはこの後どんなベクトルを描こうとしているのか?
について強く意識します。

ツモでトイツが4組になりました。
基本的にワタクシは開局直後の
ONLYチートイツを避けていくタイプの打ち手です。
チートイツ好きのワタクシが
好きで好きでたまらないチートイツを避けるのには理由があります。
東1局とか東2局は、
その半荘やその日全体を「しつける」局だと思っています。
この 「しつける」という考え方はとてもオカルト的で
なかなか理解されないところではありますが、
ワタクシはいつもそういう意識で打っています。
つまり、マージャンの勝ち方としては、
アマ・プロ問わず、ツキが集中してくればタンピン系の和了形になるわけで、
最終目標をそこに置くならば、
チートイツは邪道ということになります。
メンホンとかドラドラとかの付加役があれば別ですが、
ただ単にチートイツだけという和了形は
自らツキを押し返す打ち方になると考えているのです。
ですから東1〜2局はできるだけタンピン系の手作りをしていき、
アガれなくてもいいから最終目標への「しつけ」をしておくのです。

ワタクシの1打は切り。
からでもよいのでは?と思われるでしょうが、
よりよい最終形作りを「しつける」ためには、
ツモやツモでの一気通貫役をも視野に入れておきたいのです。
切りという打ち方もあるにはあるのですが、
もしかすると「運」の弱い日
(前局のマンガン放銃も含めて)に当たっているかもしれず、
用心深くピンズ3メンツより2メンツの構えにしておきたいのです。
もちろん、イッツー形に伸びれば3メンツとしますが、
そんなオイシイ話は滅多にあるものではないので、
ソーズ2メンツ態勢にしておきます。
目指す最終形としては



がベストで、あわよくば



「運」が離れていれば



でも仕方ないかなと思うのです。

いずれにしましても、開局直後からチートイツを
「しつける」ような打ち方はとりたくありませんから、
とかとかという打牌はしたくないのです。

あああ、今月はつまらない答え方になってしまいました。

ゴメンナサ〜イ・・・



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