今里 邦彦プロ の解答 |
先日行われた 【鳳凰戦 決勝】。 日本プロ麻雀連盟のナンバーワンを決める一戦ですが、 今年は空前絶後の4人全員が現役タイトルホルダーという豪華な闘いでした。 プロ連盟には4大タイトル (春のマスターズ・夏の十段戦・秋の王位戦・冬の鳳凰戦) があるのですが、 そのうちの3つを獲得している阿部・土田・多井と 最高位戦プロ麻雀協会主催の發王位 (プロ連でいうマスターズ・王位戦に相当するタイトル) を獲ったばかりの瀬戸熊、 この4人のまさに最強決戦と呼ぶにふさわしい対局が行われたワケです。 ・・・4大タイトルの残り1つの人はどうしてたかって? イマ●●って奴らしいんですけど、 アノ人は大器晩成型らしいんであと数年経ってから出たいそうですよ(笑)。 そこで劇的な優勝を果たした土田先生。 おめでとうございます! あとはマスターズを獲ってグランドスラム達成ですね! 「打牌に意思を込め、対局に思想を表現させる」 マージャンプロが本来兼ね備えていなければならない資質というものがあるならば、 まさにこの思考と実践だと思うのですが 、 恥ずかしながらこの決勝戦で 改めてその大切さを先生から教えてもらった感があります。 ・・・というわけで、今後は一打たりともおろそかにしない!と 誓うワタクシめとしましては、 この問題は1巡目ながら(だからこそ?) メンツ手とトイツ手の天秤の思考から解き放つ一打を選択したいと思います。 現代マージャンにおいては流行らない思考形態なのかもしれませんが、 このように一メンツもない手格好から 字ドラを放つ事は気持ちが悪くてあきませんなぁ・・・。 メンツ手としてこの手を成立させるには、 よほどツモが利くか、 ヌルヌルベッチョリな上家がいてくれない限り難しいと思うんです。 なので本局はトイツ手志向で行きたいなと。 にわか仕込みのトイツ理論で行くならば、の筋のと の筋のは打たずで、第一ツモのもツモ切らず。 ドラも前述の理由で打ちません。 とすると候補は2択。 か。 がかぶるとイタいし、 -筋を各色残してるし (あれ、そんなのどうでもいいんでしたっけ?)で、 ここはを打ってギャラリー(いねえよそんなの)に思想をアピール! ・・・これでいいんですよね、先生!! ・・・でもなんとなくソウズが気持ち悪いんで早々に払いそうですねぇ。 次巡ツモときたら? ・・・意地悪いうなよ! 打ちたいんだよ! どこが思想の打牌なんだよ! グラグラ揺れちゃうんだよ! 「道遥か遠く」って感じです(笑)。 |