土田 浩翔プロ の解答 |
オーラスで微差のラス目。 ココロ的にはハネツモの逆転トップより、 喰いタンの1000点が欲しいところ。 (おそらく慣例的に同点の場合は上家が上位とみなされるのでは。 いや、同着順でも全然かまわないところ) まぁ、1円でも安く払いが済めば御の字といった考えに陥りやすい場面ではあります。 問題作製者のひどく意地悪なところは、 マンガン直撃でもトップに100点届かないという設定。 あっ!そうか。 100点を粗末にする奴は100点に泣くという戒めを説いているのですね、これは!!! ムムム、となると、大衆心理をよ〜く吟味したうえで作った問題ですな。 こうなると作製者とのガマン比べみたいなところが【何切る?】にはありまして、 どうやってトップをとってやろーか、と考えてしまうのでアリマス。 このへんが”プロ”の哀しいサガなのでありまして、 意地になって逆転の構図を考えてしまうのでアリマス。 チョ〜〜楽観的に今までの人生を歩いてきたワタクシとしましては、 ハネツモの可能性があるとすれば 必ずかをすぐに引いてこれると信じてしまうのであります。 つまり、 とか とか イメージしながら打っているハズなのです。 そこでこの7巡目での打牌ということになりますが、 かしか切る牌が見当たらないというか (正確にいえばもなのでしょうが、がオヤの第1打なので オヤにが持たれていないし、 ソーズだけ雀頭候補で残すのもアジが悪いので) 他の牌たちはすべてハネマン手の要員なので切れませ〜ん。 さてとの選択。先の残しの原理からいきますと、 南家と北家が早々にを切っているし、 オヤもそのものをのあとに捨てているので、 理屈からは当然2枚切れのを捨てていけばいい、 ということになりますが、ワタクシの打牌は!! それはとてもツマラナイ理由で、 がすでにトイツ使いなのでそのスジ牌のほうが引いてきやすいのでは?? というどこかの本に書いてありそうな (そういえば昨年の7月頃発売された スグレモノの戦術本にも似たようなことが書いてありました) 定理を使わせていただくのです。 まったくもって不可思議な言い分に聴こえるヒトもいるでしょうが、 まあこの前時代的なシステムにすがって生きているしがない〈プロ〉なんだな、 くらいに思っていただければ幸いなのでアリマス。 でも、ワタクシはこの手牌、キライです。 だって横へ横へ伸ばしていかなければならない苦痛を1巡ごとに味わうことになるわけですから。 ですからそんな手牌の中で唯一楽しめる部分がこの雀頭作りなのです。 フゥ。 来月はもう少しトイツっぽい手になってくれないカナ・・・。 |