遠藤 陽一プロ の解答 |
皆さん、お初にお目にかかります。 麻将連合の遠藤でございます。 不肖私め、このような形式の仕事を初めて承るものですので、 若干の緊張は否めないのでありますが、 乾坤一擲力の限りの回答をさせて頂く所存にてございます。 駄文なれど、誠心誠意の回答、最後までお付き合い頂きたく存じ上げます。 今回の出題、候補たりえる打牌は、、、、あたりではなかろうかと推測致しますが、 現状として、オヤ番がないので、トップを奪取するに際しては、 1回はマンガンクラスのアガリを繰り出すべきと考え、 三色が遠い678と万が一の789だけになってしまう、 直ぐのツモでイーペーコーを失うは得点力の不足を以って、 考察の対象外と致します(赤牌、一発役、ウラドラの恩恵は考慮致しません)。 また、は受け入れを狭めているにもかかわらずや切りにはない得点的な魅力がなく、 これも、正着打とは思えません。 いかにやのツモが面白くないとはいえ、 後々の変化もあり、決して無下には扱えないものと考えます。 要するに、この状況、この手牌の最上はマンガンクラスの手を成就させ、 トップを射程圏内に捕捉することであり、 次善の策として、微量であれ加点することだと私的には考えています (この手牌を与えられた際、テーマが私の正反対となる方も多くいらっしゃるとは思いますし、 どちらが正当であるかについての論議はあって然るべきと思いますが、それは別の機会に譲ります)。 では、はどうでしょうか。 カンツモという大失態を補ってあまりある変化はあり得るのでしょうか。 ツモにしてもピンフを加え、 アガリやすさは上昇するもののタンヤオを失う恐れが増加するのは、 マンガンを志向する場合に於いてはいかがなものか・・・といった塩梅ではなかろうかと思います。 結論としては切りを選択致します。 ツモは役なし含みであり、大した痛手とも思えません。 ツモ、などの良形変化もなくなりますが、 マンガン狙いというテーマが本線である以上は止むを得ないかと考えます。 今後の変化としてはツモ、打で345の三色、 またはメンタンツモ+イーペーコーorドラ狙いの手順が好ましいかと思います。 偉そうに持論を展開しておいてアレなんですが、 「この局のテーマはアガることである。 また、一発、赤、ウラなどの恩恵は最大限に活用し、 たまたまマンガンになれば良し」といった、 普段の思考とは異なる作戦を採択し、 成果を挙げることができるようにならなきゃなぁ・・・ なんて別に誰も聞きたくなかろう心情の吐露を以って、本件の考察を終了としたいと思います。 |