土田 浩翔プロ の解答 |
すでにオヤ番の落ちた南2局。 数字のハナシをすれば、トップと1万点差以内で オーラスを迎えられればチャンスは残るという計算が成り立つ。 いまトップ目のオヤと12400点差だから、 この局2600以上の手をアガればその圏内になる。 ということを踏まえれば、ツモで切り構えるのがデジタル系か。 アア・・・・つまらない。 もうそういう世界の中にいるのやめませんか? あの初めて麻雀牌にふれたときの感覚を想い出しましょ〜よ。 好奇心に満ちみちて、目がキラキラして、 実にいとおしそうに牌を触っていたあの日々に還りませんか。 役を覚え、点数を覚え、マンガンの手が完成したときの あの喜びを忘れてはいませんか? いつまでも<純>な気持ちを失わずに打っている人に、 マージャンの女神は微笑むものだと私は信じています。 「ツイてるネ」と皮肉られようと、 女神に選ばれた打ち手でいたいから、 幾つになっても<夢>を追いかけていたいんです。 切り。 ツモで 678の三色手を思い浮かべてしまう私のことですから、 の形でリーチをかけるシーンは、 ツモのずっと前から描いていたはずです。 アガれるの?そんな打ち方で、といつも言われてしまいますが、 べつにアガれなくたっていいし、トップを取れなくたっていいんです。 そりゃあ私だって毎局アガりたいし、毎半荘トップをとりたいけど、 そんなことが可能ではないことみんな知ってるハズ。 なのになぜかある局面を迎えると<ミクロ>の世界で語りはじめるワケ。 意味がそこに無いに等しいって冷静に思考すればわかるはずなのに <何切る>の段になると女神がソッポを向く選択に走る人は多い。 <マクロ>の世界でマージャンというゲームをいつも考えていきたいと私は思っているし、 皆さんにも強くオススメしたいのです。 <マクロ>には夢がたくさんある、そう思えるから (それは決して現実から逃避しているワケじゃないです) 切りに何の違和感もないんですよ。 これは世に言うところのオカルトでもなんでもなく、 ただ純粋にマージャンが好きだからを切りたくなってしまうんです。 |