土田 浩翔プロ の解答 |
東1局。 私の持論では、制約のない無風下の手筋は、 (できるかぎり高い手でアガる)ことを前提にしたものになります。 なぜそう考えるのか? それは、麻雀というゲームの成り立ちが、 組み合わせより、手役を追いかけていくことに (より価値がアリ)とみなされていると思うからです。 アガってナンボ!と考える人にとっては、 私のこんな考え方はとうてい受け入れられないでしょう。 と同時に、私も(アガるために麻雀をする) という考え方を受け入れることができません。 じゃぁ、なんのために麻雀を打つのか? 私の答えは、 「運を育てるために打つ、 更には自分を育てるために打つ」 ということです。 だから、アガるとかアガれなかった、 という話はあまり意味をもたないんです。 話を手牌に戻しましょう。 私の打牌は。 面白くもおかしくもない打牌でスミマセン。 345、567、どちらかの三色に的を絞って打っていきます。 厳密に言えば、123の三色もありますが、 そこまで幅を広げるとワケがわからなくなるでしょう。 だから現実的な選択をします。 仮にドラのを引いてきたら、567に決め打ちするか、 もう1枚ドラを重ねることを前提にした手順を踏みます。 最高の仕上げは、 でのリーチになります。 第二希望は、 アンカン 新ドラ でのリーチ。 欲張りに見えるかもしれませんが、 東1・2局に、最高形が仕上がったら、リーチの一手なんですよ。 これも私の独断と偏見に満ちた持論ですが、 というテンパイになってもリーチなんです。 そんなバカなこと言って、また読者や視聴者を翻弄してどうする! というお叱りを甘んじて受けつつも、 強く主張していくのでアリマス。 (そんなこと言ってて、実際テンパったら、 ヤミでこそっと役満アガリにいくクセに) とか言われそうですが・・・。 それでも東1・2局の最高形はリーチだと胸を張って言いたいのです。 なので、この手牌からは切りの一手です。 切りとの違いは、ピンズとソーズの枚数の差です。 対象が同じ場合、その色分けは、 手牌全体に占める割合の大きいほうを残し、 占有率の低いほうを手放します。 これも私のシステムです。 (って、当たり前の考え方ですよね) 失礼しましたー。 ではまた次回〜。 |