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土田 浩翔プロ の解答 

わたしは何度同じ局面、同じ手牌が与えられても、しか切りません。
東場の親を迎えてマイナス4千点程度なら、
まだ〔ツキ〕もさほど動いてないわけで、

わたしの麻雀観である
《ツキの動きが少ない東場の打ち方は、
親子にかかわらず、可能なかぎりの最高形を目指す》
に照らして打つわけです。

目指す形は、ツモがベスト。



わたしの浅はかな考えでは、
和了の王様は〔タンヤオ・ピンフ・三色〕だと信じています。
いくら対子手がスキだからと言っても、
所詮対子手は〔ツキ〕を変換させる役どころなので、
名脇役といったところでしょう。
《麻雀はピンフに始まりピンフに終わる》という格言を忘れてはいけません。
基本はあくまでピンフ、それもタンヤオ・ピンフがベストなのです。

ツモが叶わない場合のB候補は、
ツモorツモorツモになります。
簡単な話です。







この3パターンでも、もちろん即リーチ。
ツモの場合、ソーズの並びを

とせずにと、
イーペーコーを確定させた形でリーチをかける人もいるでしょうが、
わたしはあくまでも1ハンでも
レベルの上がる〔型〕を追いかけるのが
王様の歩く道だと思ってますから、は捨てません。
一般論に置き換えても、不確定なタンピン三色より、
確定しているタンピンイーペーコーをとってリーチをかける人は多いでしょうが、
わたしは何度打っても、イーペーコーより三色の型を優先させます。
これは〔牌への想い〕がそうさせるわけで、
〔想い〕はいつか牌に通じると信じているからです。
今、自分の想いが通じなくても、
そういう積み重ねをしてると、大切な場面で牌に助けられるんです。
これはオカルトでもなんでもなく、わたくしの経験談です。

の後、ツモやツモの場合は、もちろんツモ切りします。
ツモもツモ切りします。
ツモ・ツモはC候補なのですが、
テンパイにはとりリーチはしません。
わたくしは、親子にかかわらず、また持ち点にかかわらず、
C候補をツモってテンパイした場合はリーチをかけませんし
(リーチをかければマンガンになるケースでも)、
D候補はツモ切りします。
ドラ表示牌の切りに関して、
ドラのを気にする方もいらっしゃるでしょうが、
わたくしは、ドラよりも〔型〕を優先して打ちますから、
まったく気にしません。
従いまして、ドラをツモってきても当然ツモ切りします。
はい。


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