土田 浩翔プロ の解答 |
珍しく7巡目までに各家とも字牌を整理し終えていて、 生牌の字牌が存在しません。 しかも序盤の変則的な捨て牌が各家ともなく、 オーソドックスなピンフ場であることは火を見るより明らかです。 そんな場況は理解したうえで、 私の打牌はドラ表示牌のになります。 素直にを捨てて、 567の三色に照準を定めるべきなのでしょうが、 敢えて四暗刻を狙います。 これはもう《生活習慣病》みたいなもので、 暗刻が2つ出来た手牌を見たら、 パブロフの犬的条件反射のように、 三暗刻⇒四暗刻へと進めていきたくなるんです。 手牌からは四暗刻の種は4つしかないので、 もうひとつ対子を増やさなければならず、 手格好からだけ判断すれば、 もうひとつの第一候補はになります。 これは【スジトイツ論】とかいう定理を発表している打ち手の思考を ちょっと拝借した考え方ですが(笑)。 もちろん、を引いてこれる可能性もけっこうあって、 最終形が のようになることも大いに想定できます。 (このテンパイでも即リーチをかけますが、 最終ツモ番以外、安めのではツモはしますがロンしません) 私は麻雀を打っていて手筋を選ぶとき、 裏目をひいて後悔しないように選択していきます。 もっとも、ツキが落ちているときは、 高め追求派から一転して安め追求派になりますが(笑)。 ですから、この手牌になったら迷うことなく ドラ表示牌のに手がかけられるわけです。 |