土田 浩翔プロ の解答 |
四暗刻一点狙い、ゆえにしか捨てる牌無し! とが暗刻ゆえ、あと二組暗刻を作れば完成する四暗刻。 さらに、とがトイツなので、 あと1組トイツを増やせば四暗刻の基礎工事は完了する。 もちろん1組増やすには、2組増やすくらいの心づもりで 場を睨まなければならないことは言うまでもない。 そこで・・・まずは手牌の中にある孤立数牌、 ・・・のトイツになる可能性を検証してみよう。 場況から、それぞれの孤立数牌がまだ出てないかチェックすると、 小学生でもわかることだが、ドラ表示牌のだけが一枚見えている。 不調時ならこのドラ表示牌をキープして重ねる裏技もあるが、 番手につけている身ならばそんなウルトラCは必要あるまい。 なので、この7巡目での打牌はでいいが、 の次に何を捨てればいいのか考えてみようか。 はイーペーコー部分の要牌で、 ・は単なるリャンメン形成牌、 トイツ・コーツ場でどちらが重なりやすいかと言えば答えは明白で、 より先にソーズターツを処理していくこと。 と、どちらを先に捨てればいいのかと言うと、 場況からは判断できないが、 手牌の並びから間違いなくよりのほうが重なりやすい。 なぜならば、が暗刻、がトイツだからである。 人はオカルトと言うけれど、 トイツ・コーツ場における牌の重なりの性質を知っている人は、 決して笑わないだろう。 なので、この手牌から処理すべき牌の不要順は、⇒⇒⇒となる。 ある高名なプロは言ってくれている・・・ 『土田は間違いなく日本で一番四暗刻を仕留めてきた打ち手だろう』と。 |