土田 浩翔プロ の解答 |
これは厄介な手牌になってます。 何が厄介かと言うと、西家の第一打・第三打がでカブッてるところです。 こういうカブリをするときは (特に第一打牌や第二打牌と第六打あたりまでの牌がカブるケース)、 七対子になっていきやすいので要警戒が必要です。 ところが、西家の手牌を見たら 誰しもワンズの一通か789の三色というシュンツ手に目がいきます。 つまりこの手牌は… シュンツ手とトイツ手の交差点みたいな形になってるのでとても厄介なのです。 で・・・私の打牌は。 まずはシュンツ手の王様である三色手筋を消します。 この後、ツモが素直に横に伸びるとか、 が引ければ問題は解決しますから、一通まっしぐらとなります。 ただ、たぶんそうはならなくて、 ツモはとかとかとか、ワンズのどれかが重なる予感があり、 その際はを捨てます。 逆にから重なったら、もう腹をくくってを切り飛ばし、 七対子一直線の手筋をとります。 とにかくこの手牌、1巡たりとも他家の打牌を見逃せないことと、 一手の緩みも許されない手牌であることを強く自覚して打っていかなければ・・・ と実戦では思いながら打つことでしょう。 |