土田 浩翔プロ の解答 |
これ、以外の牌切ったら駄目なんじゃないかなぁ。 〈駄目〉って言い方は極端過ぎでよくないけど、やっぱダメでしょ。 親の第五打が終わって、17枚の捨て牌があるわけだけど・・・ 1・9字牌とパラパラの2・8ばかり。 普通はシュンツ場なんだけど、 残念ながら南家の手は4トイツあってチートイツのリャンシャンテン。 こんなふうに場と手が一致してないケースは、 ツキがたくさんあるか全く無いかのどちらか。 東2局なので、まだツキの動きがわからない、 ゆえに私は唯我独尊のB型気質をフルに利用し、 ツキがたくさんあると仮定して打つ。 つまり、場はシュンツ場の様相だけど、 それはシモジモの判断であり、追い風が吹きまくっている私は、 トイツ手を基本に打っていくわけだ。 孤立牌は、とと。 ソーズのは、トイツ場であればイーペーコーになる可能性が高く、 のどれかが重なるのは時間の問題。 特に西家の第一打、北家の第一打から、はたっぷり山の中にいてくれそうだ。 トイツ場模様の捨て牌相だと読みにくいところはあるが、 相手三人がシュンツ手をやってくれてる捨て牌だと、 トイツ手は読み易くなる(何が山に残っているかが)。 さて、3種の孤立牌に話を戻すと、 は⇒トイツの外側、 も⇒トイツの外側の牌なので、 トイツ作りの基本からはトイツ増やしに利用したい牌だ。 となると、残りはだけ。 だから冒頭で強気にしか切る牌が無いと言ったわけ。 もしこんなテンパイが組めたなら自信を持って即リーチを打ちたい。 みたいなテンパイになってもリーチをかけてかまわない、 なぜならイーペーコーもトイツ手の1種だからである。 ただし、次のようなテンパイはヤミテンにしたほうがいい 手順上、しかたなくリャンメンテンパイになってしまったケースでは 99%ヤミテンにすべきである。 なぜなら、トイツ手だと思って打ってたのに、 テンパイがタンキやシャンポンではないリャンメンになるのは不吉な前兆なのだ。 だからヤミテンにし、いつでもオリられる構えをとる。 東1局にマンガンをアガった西家の捨て牌をご覧あれ、 たった4枚しか捨てられてないのに、 ワンズ・ピンズ・ソーズの3種のタンヤオ牌が並べられている。 このパターンはかなりヤバヤバで、いつリーチが入ってもおかしくない。 だから私は西家の一挙手一投足に注意を払い、 僅かな気配も見逃さず、ヤミテンの高い手に放銃しないようアンテナを張る。 もしかしたら用心し過ぎなのかもしれないが、 これまたヘンテコなB型気質の表れなのかも。 |