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土田 浩翔プロ の解答 


地の果てまで行っても切りの一手!
『九万を切ったら明日から麻雀牌を握らせないぞ!』と言われても、
と殉死します。


理由は・・・
いまさらではありますが、私の【麻雀観】と【美学】の問題です。

私は〈トイツ〉好きな〈手役派〉です。
赤やドラより手役が大好きです。

「東場は運を育てる場、南場は運を咲かせる場」だと考えていますから、
東場では和了より手役狙いを優先して打っています。

アガれなくてもイイんです。
テンパイしなくて連荘出来なくてもイイんです。
その過程で放銃してもイイんです。

とにかく、手役を作ることができる可能性があるかぎり、
死力を尽くして打っていくこと。
これが私の【麻雀観】なのです。

【美学】については、カッコイイ麻雀を打ちたいという至極単純な発想のもと、
私自身の中にある勝手な美的感覚に従って打つだけのことです。

特にこれは【東1局】と【オーラス】に表れやすく、
美しくないものは斬り棄てるという
【美学】に添って打っていくことを基本としています。

今回の問題はその典型に当て嵌まり、
東1局に美しくないものは斬り棄てるという基本通り、
手牌唯一のヤオチュー牌であるを切るのは、
私の【美学】からは至極当然のことなのです。



ツモ・ドラ

この手牌。
東1局からを切り、平凡にピンフドラ1リーチを打つことなど、
永遠に私にはありません。

アガリに向かっての最短距離を進むことによって、
得られるものもたくさんあるでしょうが、
その打ち筋によって、
気がつかないうちに失ってるものも多いのではないかと私は考えます。


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