土田 浩翔プロ の解答 |
不安感いっぱいの切りで、 いまにも「リーチ!」と言われそうな親にビビりながらの一打です。 そもそも、ワンズのが不安定形であり、 更に引きでソーズまでがヨーロッパ形(468)になってしまったので、 シュンツ手組みにしてアガリがあるものか? 不安感いっぱいになってしまいます。 しかもドラの南が孤立している半端形なので、 678の三色狙いという意味合いではなく、 東家北家の切り出しからソーズの上が安く、 カンに決め打ちしておいても大丈夫かなという理由で、 切りという手狭手順を踏むのです。 という理想のテンパイになれば、 ドラの南を叩き切ってリーチをかけます。 そうならずに という半端形テンパイになってしまったら、 南は切らずのトイツ落としをします。 いくらカン待ちがイイからと言って、 ドラを叩き切るのは身勝手な打ち方で、 その場合は忍の一字で耐えて打ちます。 いずれにしても、テンパイまでいけば御の字の手牌であり、 ツモの感触の悪さから、 あと数巡したら撤退を考えはじめるような気がします。 ラス前なので、なんとかしたい気持ちは山々ですが、 冷静にツモの来かたと、 ドラ処理のタイミングの間合いを図りながら 打っていく局面かと考えます。 |