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土田 浩翔プロ の解答 


微妙に難しい手牌ですが、切りとします。

以前から何度も回答時に書いてますが、
私の【東1局観】は、親であれ子であれ、
与えられた手牌に<型>を入れるか<高打点>に組むか、
どちらかの打ち筋で決め打ちしていきます。

アガれるアガれないは二の次で、
とにかく自分自身の運量がどれくらいあるのかをチェックするために、
決め打ちしていきます。

私の言うところの<型>とは、
2ハン以上の手役(七対子は除外します)のことであり、
基本役になりやすい1ハン役の話ではありません。

この手牌は残念ながらその<型>が無い手格好になっていますから、
必然的に<高打点>狙いの構えにしていきます。

とは言え手牌はすでに好形のイーシャンテンですから、
道筋は限られています。


描く最高形は唯ひとつ



これでリーチを打ちたいと思うわけでして、
《何を贅沢な》《まったくタワケたことを》《夢見てろ、このタコが》
・・・と言われてもイイんです。
だって私の【東1局観】なんですから・・・ホッといてと。

ま、そんな私でも現実的な第二候補は用意してるわけでありまして




という場況最強の待ちでのリーチ!!

これは言うまでもなく、
南家の第四打・西家の第四打のに照準を合わせた
山在り狙いです。

もちろん逆引きもあるわけで、が先に入ったら




と、ドラを切っての待ち3メンチャンにはとらず、
そっとを横に曲げてリーチをかけます。

これも南家の第二打・北家の第二打に
照準を合わせた山在り狙いです

を切っておけば、に何かくっついても
最低7700のテンパイになるじゃないかと
考える打ち手はゴマンといるし、
それしか無いとまで言い切る愚かなプロもいますが、
麻雀はそんなに簡単なゲームではありません。

だから面白いし、
どんなレベルでも、キャリアが浅かろうと深かろうと、
老若男女にかかわらず愉しめるのです。



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