土田 浩翔プロ の解答 |
開局直後の連荘中にしては厳しい配牌になっています。 第1ツモのが手牌に入るまで、13枚の手牌が偶数牌only。 私の基本的な考え方としましては、 【偶数牌が多い手牌は、七対子もしくはトイトイを決め打ちしていく】 というものがありまして・・・。 これほど極端な配牌は珍しく、絶好の決め打ち手牌に見えます。 運のイイことに、ドラ表示牌のがトイツで入っているので、 トイトイ狙いではなく、七対子狙いと決めてかかれるところが、 この手牌を仕上げるポイントです。 そこで・・・第1打は。 トイツ、トイツから、親戚のも重なる可能性はけっこうあります。 ・・の”パチパチ連合”は、タンヤオ七対子のタネ牌としては最適です。 第1ツモのとは、スジ関係にあり、 七対子を作る際の序盤手順としては、孤立スジ同士を残すこと、 これが基本にあり、まだどちらも河に並べる必然性がありません。 については、ドラのを早めに引いたときに、 &と同じ関係性になりますから、まだ切るのは早いかなと。 すると消去法で、不要牌の先頭バッターとして、があぶり出されることになるのです。 第2打以降の配牌時における不要牌の切り順は・・・ →(の遠いスジ牌なので、パチパチ連合のなかでは一番重なりにくい牌なのです) → → → → → → もちろん、その間に切り順候補の何かが重なれば、 その近いスジ孤立牌を大切にkeepするのは言うまでもありません。 そして、テンパイに近づけていく道中、シュンツが完成する牌がやって来ても、 あくまで七対子作りの卵として見立てるだけで、 シュンツ作りには全く興味を持たずに打ち進めます。 |