土田 浩翔プロ の解答 |
満貫をひとつ振り込んでの東2局。 すぐにアガリが見込めそうな手牌がやってきましたが・・・。 ここで選択 A.アガリ優先の打法 B.点優先の打法 どちらを取るのか? 誰だって、やを引き込めれば、 悠々の多メンチャンリーチが打てることはわかるわけで、 ドラ色を伸ばしてテンパイさせても、アガリが近くにあるのか?が付くこともあり、 だったらドラ引き裏目のリスクは少々あるものの、 を離してアガリに近づける打法をとったほうが、 満貫分くらいすぐに取り返せるはず。 もしくは、ドラ引きの恐怖に駆られる打ち手は切りとし、 なんとも半端なシャンテンに構えるだろう。 つまりAの支持者たちは、概ねこんな思考になる。 そんなことは百も二百も三百も承知のうえで、私はBを支持する なぜなら・・・ まだ開局が終わったばかりの東2局。 何も慌てることはない。 調子があまり上がらずにアガリ優先で打つべき局は、もっと後にやってくる。 だから今局は、打ち手の【東場思想】に準ずる(時には殉ずるとなるが・・・)。 私の【東場思想】は、多方面で語り、書いてきたから今さらではあるが、 〔打点〕と〔型〕に重きをおいた打法を採ることをモットーとしている。 アガリさえすりゃ〜イイってもんじゃない!くらいの気構えで、 この手牌の最終テンパイをイメージしながら打っていく。 ・567の三色 ・ワンズのイーぺーコー ・ドラを2枚引き入れてのピンフ (つまり、ドラを引き入れたら、テンパイ取らずの切り雀頭固定打法を採る) こんなイメージでの打なのである。 従って 上記のようなテンパイは要らないのである。 |