「何を切る？4月分解答」
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土田　浩翔プロ の解答

毎度お馴染みのフレーズを！！ ≪東1局や東2局の開局直後は、型が入りそうな手牌はフルスイングせよ≫ 型とは、2翻役以上の手役のことで、 特に三色同順は狙えるものなら徹底的に狙いたい型です。 赤あり一発裏ありルールでは、 こんな戯言は一笑に付されることは百も承知しておりますが、 これは私の”麻雀哲学”ゆえ、譲ることのできない考え方なのです。 勝ち負けを論じたい方には到底理解できない考え方だと思いますが、 長年培ってきたキャリアから導かれた”麻雀哲学”は、目先のアガリにこだわる以前の、 打ち手としてプロとして、あるいは麻雀愛好家としての矜持なのです。 手牌は、ツモで明らかに567の三色の型に向かっています。 このツモを3メンチャン完成の好ツモと見立てる考え方ももちろんあります。 でも私は、このが三色への導火線になるツモと見立て、 ドラへの未練は棄て、カンリーチも辞さずの構えで打っていきます。 打後の理想は、ツモ！ を先に引くことができれば、打牌は自然にとなり手牌は次のようになります。 ツモ以外のテンパイはすべてタンヤオ三色かタンピン三色になります。 こうなると、ツモや、ツモ〜でのカン三色テンパイになったら、 ヤミテンに構える可能性が高く、またそれに見合う打点もあります。 ストレートにツモと来るならば、リーチの一手となり、高めツモでのハネ満を狙います。 いずれにしても、この手牌は、結果的にアガリを逃がすことになってもいいから、 567の三色を徹底的に狙っていく手筋をとりたいと思います。

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