土田 浩翔プロ の解答 |
南家が断トツになりつつある状況での選択になります 東3局とはいえ、無理筋を追いかけすぎて親番を南家に移動させるような事態になると、 東4局は大噴火する可能性大なのです つまり、この局は、このゲームの雌雄を決しかねない局になりますから、 夢を追いかける局にはせず、まずはアガリを奪いにいく打ち筋を選択します 打牌は カンのチーテンはもちろんのこと、 も場に1枚見えたあとは即チーテンでカン待ちにとります これがフラットな東3局の親番であれば、何も考えることなく、 タンピンイーペーコー形を追いかけた打のリャンシャンテン維持の選択をします 大きく大きく、ホームランを狙っていく構えをとりたい局なのですが、 あまりにも南家が突っ走りそうな状況ゆえ、非常手段をとりたいなと思うわけなのです 南家の河をご覧いただければお分かりのように、第2打に、第4打にと、 いまにもリーチがかかりそうになっていることも、危機感を募らせる一因です 恐らく、7巡目までには以下のような牌姿でリーチがかかるはずです ああ恐ろしい ですから、その前にチーテンを入れられたら、ツモ筋も変わりますから、 ほんのりと勝機が生まれるかなと思うわけなのです とにかく、1巡たりとも、悠長な構えにはできない状況であることは間違いないかと・・・ 今回は、受けをも考えさせる極めて良質な問題だと思います |