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土田 浩翔プロ の解答  切りリーチ


東1局に今局の親にマンガンを献上したとはいえ、

またこれだけの手が入るわけですから、消極的な選択をする必要はないと考えます。

消極的な選択とは、切りのヤミテン〔待ち〕や、

ドラ切りのヤミテン〔待ち〕のことです。

切りヤミテンは、でのロンアガリ以外は、オールハネマンなので、

消極的に見えないかもしれませんが、がすでに2枚切れていることもあり、

コソッとマンガンを掠めとるような消極的選択に見えます。

各家の河を見ると、どうやら〔一色場〕の気配が漂っています。

マンガンをアガッて意気軒昂の親は、ソーズ気配。

北家はマンズ気配に見えます。

西家は、生牌の三元牌、を4⇒5巡目に切っていることもあり、

マンズ1組を含むタンピン系の手牌に思えます。

つまり、全体絵図からは、ピンズ待ちの勝機が鮮明に映るため、

南家の待ち取りとしては、5メン待ち〔が暗刻使いなので実質3メン待ちですが〕が
良いということなるわけです。

マンガン放銃した直後の局ゆえ、慎重に失点を取り戻すヤミテン策が賢明に思えますが、

ハードパンチャーになるためには、リーチの波状攻撃が必要となります。



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