土田 浩翔プロ の解答 切り |
678の三色を狙うための切りではあるものの、三色場にはならない予感がします。 三色ができやすい城壁牌にはなってないという最も大きな理由は、 ソーズのとのトイツにあります。 俗に〔並びトイツ〕と言われる形で、1〜4を2度引きしないとシュンツ2組が完成しません。 この〔並びトイツ〕は、シュンツが増えやすい場より、 トイツが増えやすい場に出現しやすい形なので、 三色が作りにくい場になりそうな予感がするのです。 それでもを放しておくのは、もしがアンコになったとき、 三暗刻が作りやすくなるかなと思うからです。 もしこんなテンパイが組めるなら、喜び勇んでリーチをかけるでしょう。 〔並びトイツ〕を利用した、〔並びシャンポン〕待ちリーチなので、 城壁牌も味方してくれそうな予感がするのです。 また、ツモで4組トイツが出来ましたから、七対子のリャンシャンテン手牌にもなり、 望外のや、などがトイツになってくれれば、即七対子に決め打ちしていきます。 厄介なのは、を切ったあとすぐにドラを引いてしまった場合。 678の三色リャンシャンテンですから、 渋々か、あるいは⇒外しをすることになり、 城壁牌の作りには逆らうことになるトイツに手をかける手順を選択せざる得ません。 まあ、そんなツモが来てしまったら、 『あああ、アガれないかな・・・』と思いながら打つことになります。 |