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土田 浩翔プロ の解答  切り

東3局を迎えて▲4000点であれば、まだ自身の可能性を第1打から否定しなくてもよいので
〔これが▲10000点を超えて迎えた東3局であれば、
親子にかかわらず第1打の選択に工夫が求められます〕、
素直に234の三色を目標に打っていきます。


そこで、 以外の組み立て方となると・・・


に3分割され、この中から1組抽出すればよく、
シンプルに考えれば、で事足りるので、切りとなります。


ただし、麻雀というゲーム一寸先は闇なので、
がいきなりポンされたりアンカンされたり、
だってその行方は定かではありませんから、
当然のことながら、5組目を想定しながら序盤を打っていく必要があります。


が付いてくれれば、というリャンメン形が生まれますし、
が付いても、というAクラスのカンチャン形が生まれます。


単純に、というカンチャン形のアガリ易さを比較すれば、
がかなり優れたカンチャン形になりますから、
第1打からその可能性を否定する切りには???が付きます。


もちろん、ツモの行方次第で三色が崩れることだってありますが、
その際には〔好形〕という交換条件がないと、三色を棄てきるまでには至りません。







こんなイーシャンテンになっているケースもあるはずですから、
三色を狙うとはいえ、ドラが対子の手牌なので、
深追いするまでには至らない現実を受け入れる構えはとっておく必要があります。


まんま(楽観的)な理想形は









少し手こずる理想形は










こんなところを目指しての切りですが、
と打った2〜3巡以内にを引いてきて『ウグ!』っとなってるワタシもいるので、
まあ、麻雀は裏目を楽しむゲームなのかもしれませんね(笑)。


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