多井 隆晴プロ の解答 切りリーチ |
皆さんこんにちは、RMUの多井隆晴です。 さて、久しぶりに回答させていただきましょう! っと、ん? んんん? これ、テンパイしてますね…。(笑) はて、点数状況や捨て牌は・・・。 なるほど、なるほど。 これだけピンズが悪い中、山に2〜3枚残り程度で、 平均よりも出アガリが期待薄のでリーチをすると、 リーチ棒+8000点放銃でラスまで落ちてしまうんですね。 ただ私は悪いとわかっていながらも、を切ってリーチします。 主な理由は2つで、まずは巡目の速さです。 あと3巡遅ければダマテンにすることが増えそうですが、この局面ならばリーチ有利とみます。 そしてもう1つの理由は微妙な手順にあります・・・。 ソウズの状況が良くなりつつあるときに率先してを捨て、 マンズが良くなってからもを切っています。 そう! もう手遅れなのです・・・。 当然喜んでリーチというわけではありませんが、 イマイチな状況の中で、リーチをしておいたほうがマシという感覚です。 ただ大切なのはこの「悪いとわかっていながら」の部分ですね。 これがわかっていないと、リャンメンイコール自信満々になり、 「なぜこれがアガれない?」 の連発になってしまいますからね。 最後に、この対局の評価方法や目的にもよります。 トップが偉く、2着から4着にさほどの差がないのであればリーチが有利だと思いますが、 長期のリーグ戦や大会などで、3着やラスになることに大きなリスクがあるのであれば、 切りダマテンやピンズ外しもありますね。 |