
| 土田 浩翔プロ の解答  切り | 
| 南1局を迎えて、トップ目の北家が+7千点、ラス目の親が▲4千点(配給原点より)と、 親満圏内に4者が拮抗しているゲーム展開ゆえ、アガリ易い形を求めて打ちます  を暗刻使いしているので、  受けを嫌う  切りはもったいないような気もしますが、 この手牌から何を切っても裏目はありますから、 最小限に裏目感が収まる選択をしてみました カン  のチーや  のポンから初動をかけられるのが理想で、そのときの打牌は    のチーが第2候補の初動で、そのときの打牌は  このケースでは、  引きでドラの  が出ていく形になりますし、   から埋まっても  は出ていき、3900で収束させることになりますが、 小場で回っている展開ゆえ、それも悪くないかなと思っています 今局に限らず、小場回りで南場を迎えているときは、 マンガンやハネマンを無理狙いして、アタマひとつ脱け出そうとすると、 うまくいかない結果を招きやすいという経験則から、 3900でもいい、くらいの抜け加減がよいかと思います かと云って、打  後の初動として、   のチー、打  や、   のチー、打  はしたくありません 少し窮屈な、自らを落としていくような仕掛けはしないほうがいいと思っているからです では、打  後の  チーについては?? チーして  を切ると           チー    この初動は一番望むところかもしれません マンガン確定の安心感に満ちていますから、 アガリがグググっと近づいてきたような初動と云えるでしょう この手牌、仕掛けを入れずにメンゼンで仕上げたい気持ちは1割くらいしかありません もちろん、運がよければすぐに  や  や  を引いて好形イーシャンテンになりますが…                                        まあ、小場ではなかなか巡りあえない形と私は思っていますから、 仕掛けを入れていかなければ…という強い意思で  を切っているはずです | 
