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大貝 博美プロ の解答  切り


北海道の皆様あけましておめでとうございます、101競技連盟の大貝です。

年の初め、いかがお過ごしでしょうか。

このコーナーの私の文章は長いことだけが取り柄でありますが、
今回は簡単にやっつけてしまおうと思っています。


この手牌、ソーズは1メンツと1雀頭と考えるのが普通でしょう。
マンズとピンズのどちらかを伸ばして残りの3メンツ。
するとこの4巡目に切るべきはソーズということになりますね。
ドラ入りのメンツがすでに出来上がっているならば
サンショクなどにこだわる必要もさしてなく、
タンヤオを主軸にした好形リーチを目指したいところ。
なので打や打は選択肢に入りません。

また打を推す方もいるかもしれませんが、そう打ってツモときた場合の形がこれ。

ドラ

はて、どうすればいいのでしょう。
首をひねりながらを切ったりするのでしょうか?
実は私、この進行がとてもイヤなんですよ。
テンパイには近づいたかもしれませんが、
アガリに近づいている気が全くしないんですね。
迷った末、結局をツモ切ったりしてしまいそう。
を残したがゆえに迷い道に入ってしまうようなもので、
そのくらいなら最初からを切り捨てて
5のコーツに備える方がいいと思うのです。
仮にサンショクを強く意識するとしても、
234よりは456の方が圧倒的にできやすそうですし。

したがって
「次にマンズかピンズが伸びた時の完全イーシャンテンを想定し、ここは打とする」
を私の回答とさせていただきます。

ドラ

次の有効牌次第ではありますが、
たいていアガリまで一本道になりそうですよね。
でも打2はおそらく70%越えのマジョリティでしょうから、
平凡といえば平凡な答えになっちゃいました。


最後に私の近況を。
まあ自分で言うのもアレですが、私はなんら人に恥じるところも臆するところもない、
それはそれは美しく立派な人生をまっすぐに歩んできておりまして。
ところが玉にキズと申しますか、そんな私の唯一の悪習・悪癖が喫煙なんですね。
それがため、知らぬ間に誰かにご迷惑をおかけしているなんてことも十分にありえます。

その私が昨年の暮れに出会ったのが
「読むだけで絶対に禁煙できる」というウリの本。
『そんなバカな』と思いつつ、そして今さらな感は拭えないものの、
ダメモトでこの本の謳い文句に乗ろうと決めたわけです。
ひと頃よりはかなり減らしたものの、
それでも日に30〜40本は灰にする重度のニコチン中毒者である私。
それをいきなり0本にしようというのですから、そう簡単なことではありません。
周囲の人々も「できるはずがない」と笑うばかり。
まあ普通はそうでしょうね。

ところが、周りの期待を裏切る私の精神力。
その本を読み終えた夜に「これが最後」と決めたタバコをもみ消してから、
すでに11日が過ぎています。
ニコチンからの離脱期間というものがあり、
その一つの目安が3週間だということですからあと半分。
怖れていた禁断症状も最初の4日間ほどは想像以上にツラいものでしたが、
ここのところだいぶラクになりました。
我ながら信じ難いのですが、このままだと本当に禁煙できてしまいそうです。

ところがその本によると、
脳がタバコを欲しやすいのは以下の時となっておりまして。
@ストレスを感じる時
Aリラックスしている時
B退屈している時
C何かに集中している時

@とA、BとCはそれぞれ相反することなので
つまりは「ほとんどの時」だとも思うのですが。
全ては無理でも、なるべくこうした状況に身を置かないよう心せねばなりません。
例えば長い文章を書こうと思えばCに該当してしまうわけで、
今回の回答があっさりしたものになったのはそんな理由です。

わりと順調に進行している私の禁煙プランですが、
気になるのはそれを始めてから麻雀の成績が極端に下がっていること。
長すぎた喫煙習慣を不意に打ち切ったせいで、
メンタル面が一時的に不安定になっているためなのでしょうか。
この傾向が続くようだと思いがけない理由での挫折もあるのかも。
禁煙の成否に関してはことによると1年後にお伝えできるかもしれませんが、
とにかくがんばらなくちゃ。
それでは今回はこのへんで。

2017年、皆さんの麻雀ライフがより豊かなものとなりますように。


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