土田 浩翔プロ の解答 切り |
親番なしでの残り2局。 トップ目の親との差は13000点、 3番手とは4000点、 ラス目とは5000点と、 上より下が近い点数状況ですが、トップ逆転可能な差なので、 親をターゲットにマンガン・ハネマンを狙います。 北家が2巡目に、 南家が4巡目に、5巡目にを切っていることもあり、 は山に2〜3枚眠っている可能性が高いように思えます。 つまり、234の三色を狙いにいける下地は十分あると読み、 を切って、次巡はを並べてしまいます。 というリャンカン形で引っ張ることは、 効率的には間違いのない考えかたなのですが、 トップを狙っていくという意志力には欠けるところがあり、 わたしの信条とは相容れません。 もちろんすんなり三色テンパイが入るとは思っていません。 打の後、とが引けて この最高形テンパイでリーチをかけられる確率は 10%にも満たないと思います。 この三色カンチャンリーチをかけられる確率でさえ、 20%くらいでしょう。 でも今局は徹底した三色狙いの手筋をとります。 カンチャンやが埋まる前にを引いてしまうこともあるでしょう。 こんなときも、安全牌化しているには手をかけず、 →と外していき、あくまでも234の三色手筋を守ります そんな面倒な手筋をとっていると、 3番手やラス目からの突き上げを喰らうから、 ある程度の妥協は必然と考え、 三色が崩れそうなツモが来たら、 自然にまかせてテンパイに近づけたほうがいいだろう。 そう云われてしまうことは百も承知していますが、 わたしにとって今局はチャンス局と捉えているので、 アガリを逃がしたっていいし、番手が下がってもいいんです。 OBになるかもしれないけど、 チャンスが来ているなら、パー4でワンオンを狙っていく、 そんなプレーヤーでいたいのかなと思っています。 |