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土田 浩翔プロ の解答  切り

親番のなくなった北家で今局を含め、連荘がなければ残り3局

トップとの差は6900、2番手とは3000の3番手ですから、
残り3局のうち少なくとも1局はマンガン以上でアガリたいところです

そして6巡目でこの手牌

マンガン以上を狙うにはもってこいの好手牌といえます

を引いてくる可能性もありますから、
まずは456の三色を理想形として、タンヤオ・ピンフ・ドラ1、
最悪でもタンヤオドラ1狙いの手筋をとりたいと考えます

もちろん、ドラ表示牌のを引いてくる前提は
崩れやすいことは承知していますから、
テンパイの形がカン待ちになることも十分考えられ、
二重三重の備えもしておきます

の後にを引いてきた場合は、
即三色は見切りを切っていきます

とタンヤオ固定してしまうと、36待ちが消えて
アガリから遠ざかる可能性もでてきてしまいますから、
三色の夢を見て現実を見失うことは避けたいなと考えます

の後にを引いてしまったら、切りとし、
ソーズの2組をという形にし、
三色からイーぺーコーに狙いをずらします

南2局を迎えて3番手という微妙なところに位置していますから、
大胆さと繊細さを兼ね備えた手順を踏んでいきます


理想形








現実形












渋渋形







こんなところでしょうか

ただ、今局はテンパイはもちろんのこと、
アガリに近いイーシャンテン形になったら、
一歩も下がらずに戦います

たぶん、北家にとっては、オーラスとかラス前ではなく、
今局が自身の明暗を分ける勝負局になるはずですから


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