土田 浩翔プロ の解答 切り |
切りと回答すべきなのでしょうが、 四暗刻チャンスとみて、少し冒険をしたくなりました 東家の第5打、北家の第2打から、 が暗刻になるのではないかという妄想を抱きました そんな妄想ばかり抱くから、 せっかくアガれアガれと来ている手牌に水を差し、 マンガンやハネマンを放棄し、 結局は情けない状況に落ちていくんだよ、 と云われても仕方ありませんが… 私にはこんな最終形が見えてしまうんです ツモ⇒打 ツモ⇒打 ツモ⇒打でリーチ もしくは… ツモ⇒打 ツモ⇒打 ツモ⇒打でリーチ 常識通りに打として すぐにおおよそこんなテンパイになるのでしょうが、 私には、これで麻雀してるって言えるの?と、 自責の念に駆られてしまうのです 常識人から見れば、私のような選択や思考は、 ≪トリッキー≫ ≪ひねくれ者≫ ≪奇をてらってる≫ ≪夢みる夢男≫ ≪狂ってる≫等々、 炎上すること必定でしょうが、それでもいいんです 麻雀の選択が無限であるように、 その思想や思考も無限な広がりをみせていいはずです ≪NO≫というフレーズを脳から取り外してしまえば、 もっともっと麻雀は豊かなものになるのではないでしょうか そして≪YES≫の世界には無限の広がりがあります 「なにが起きても驚かない」 「すべてを受け入れる」 「自身の可能性を信じる」 20年余り、このハートランドの 『真説!何を切る?』コーナーに参加させてもらいました 初期の回答と還暦を迎えた今の回答では、 私自身の変遷が見事なまでに投影されていて、 『ああ、こうやって生きてきたんだなあ』と嬉しくなってしまいます またこの間、ハートランドのみなさんと 卓を囲ませていただく機会も多々ありました その折々、キョトンとした眼差しで 私のキテレツな河を眺めてくれたり、 奇妙なテンパイ形をみてくれたり、 時にはキラキラとした眼差しで七対子をアガってみせてくれたり、 想い出は尽きません このコーナーで、 唯我独尊な私の麻雀への想いを綴らせてくれた ハートランドのオーナー喜多さんには、 この場をお借りして感謝の意を表します ハートランドをこよなく愛するファンのみなさん、 そして麻雀を愛するファンのみなさん、 長い間どうもありがとうございました 私の冒険の旅に終わりはありません |