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4月2日の日記を見る

2001年4月1日

エイプリルフールの今日。僕は一つの悪巧みをしていた。
というか実行していた。
世間一般にはこの日は嘘をついてもいい日とされているが、
以前遊びにいく(プロレス観戦)時に、仕事だと嘘をつき、後日それがバレ、「ウソツキ」と一言。
友達からの大爆笑を得た事件があるだけにこれ以上の嘘は・・・・・
そこで僕は嘘みたいな話を実行することにした。
それは・・・・・アポなしで北見にいき、驚かせることである。
前日に「明日は朝から忙しいから」と適当な事を言っておき、朝一番の特急で北見へ。
まったりと4時間半を過ごし、am11:50に到着。わくわくしながら電話。

♂ 「もしもし」
♀ 「どうしたの?忙しいんじゃなかったの?」
♂ 「今日何日か覚えてる?」
♀ 「え?4月1日でしょ?」
♂ 「エイプリルフールだよね。」
♀ 「あぁ…それで?」
♂ 「今北見にいるさ。」
♀ 「・・・・・嘘だ〜。なに言ってるのさ。」
♂ 「いや。ほんとにさ。」

なかなか信じてもらえない僕。
これも日頃の行いか?
こんなやりとりを数回くりかえしていると

♀ 「今日これから仕事だから本当にいてもあえないよ〜」
♂ 「・・・・・へ?」

彼女の職場である幼稚園で新入生の説明会があるらしいのだ。

♂ 「あ…本当に北見にいるんだけどどうしよう?」
♀ 「・・・・・ゴメン。無理」
♂ 「・・・・・わかった。ゴメンな」

あきらめて電話を切ろうとしたとき

♀ 「駅で待ってて。終わったら迎えにいくから。家に行こうよ。」
♂ 「・・・!?わかった!何時になる?」
♀ 「7時くらいかな?」
♂ 「・・・・・了解」


幸か不幸か?彼女の家(おじいちゃん夫婦の家)にいけるのは超ラッキー!
前にもあったことがありとても気に入ってくれていたので、会えるのはとても嬉しかった。
しかしその時間まで北見にいるということは、帰りの電車が夜行になることを意味していた。
夜行列車の恐ろしさは明日の日記で触れたいと思う。
そして待ち時間の長いこと長いこと・・・・・。
7時間もの間、駅の待合室でグダグダしている姿は周りに著しく誤解を与えた可能性がある。
そんなこんなで彼女が迎えにきた。
実に1ヶ月ぶりである。
仕事がハードなためか?
僕の目には少しやつれているように見えた。
あきれたような、うれしいような表情で近づいてきて一言。
「バカ・・・・・」
泣いているように見えた。
・・・・・ハイ。
バカです。
でも。
来てよかった・・・・・。


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