中学生以下日記 番外編

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people

 
これから、何回かにわたり連載される、「People」!
 現在、大学卒業まであと数ヶ月の僕が、過去3年ほどを振り返り、
自分史みたいなものを記していきたいと思います。
内容的には今までの番外編とはかなり異なったものとなっておりますが、
最後まで読み進んでいただければ光栄であります。


まえがき


 僕の大学生活もあとわずか!4年間があっという間に終わろうとしています。
 早かった、ホントに早かった!!
僕は果たしてこの4年間を有効に使えたのでしょうか?
  楽しいこと・嬉しいこと・辛いこと・悲しいこと等、本当に様々なことがありました。
 僕に与えられた4年間というのはとても貴重なものでした。
ただ漠然と流れている時間ではなく、
現在に至っても毎日がとても大切な日であり、
毎日が生きている証であり、
かけがえのないすばらしいものなのです。
 一般的に見ても自由と言うベールに包まれた世代、
社会に出る前のモラトリアム期間として与えられたこの時間は、
今後の人生においても多大な影響を及ぼすことは間違いのないことなのでしょう。
 また、自分という人間が確立され、
人間形成においても大きな核の様なものができあがる時期でもありましょう。
 このような潜伏期を通過し終えようとしている者として、
この「People」を記していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
(それでは、それでは、始まり、始まりぃ〜!)


この日記は連載物となっています。
初めてこのページを読まれる方は、
まずは
「People 1 目覚め」
「People 2 お月様」
「People 3 HeartLand その壱」
「People 4 HeartLand その弐」
「People 5 夏休み」
「People 6 モロロン号とぼく」
「People7 家出」
「People 8 集中豪雨」
「People 9 優しさの向こうがわ」
「People 10 車進入禁止地帯」
「People 11 不思議な門」
「People 12 異なる世界と孤独」
「People 13 新たなる回路へ」
「People 14 心の糧」
「People 15 旅人魂」
「People 16 Heart Landその参」
「People 17 Heart Landその四」

を読んでから、

「People18 Heart Lanndその五 諸刃の剣」

をどうぞ!


「People 18 Heart Landその五 諸刃の剣」

テーマは麻雀の勝率をちょっぴり上げる方法。今回はリーチについて。
(注:あくまでフリー麻雀における筆者の持論)。

まず初めにフリー麻雀における「勝ち」とは何か?
この勝ちという言葉は一見単純でありながら、
なかなか位置付けの難しいものである。
順位取り麻雀において、トップを取ることはすなわち勝ちである。
しかし、半チャン4回やって、トップが2回、ラスが2回。
これは勝ちなのか、負けなのか?
答えは二つに分かれると思う。
つまりこの判断基準は、いくら勝っているか、負けているかによるものである。
対局の内容の良し悪し、過程などはもちろん考慮されるわけだが、
最終的に財布の中身のプラス、
マイナスが否が応でも結果として現われてしまう。
では、どのようにすれば、プラスを高めることができるのだろうか?

確実に言えることは雀力を上げることである。
それは誰でも分かっている(笑)。
だけどこれが一番難しい。
では、どうすれば?
どのような勝負事でも何よりの勝率の上げ方は、
ルールだけではなく、そのゲームの持つ特性を確実に覚え、
それを生かしながら闘うことである。
基礎力うんぬんは言うまでも無い。
リーチ一発・裏ドラ・赤ドラありのアリアリルールでは、
役無しのノミ手がマンガン級の手に化けることがごく普通にある。
リーチ一発ツモドラ1(裏)。リーチドラ3(裏)などがそれである。
リーチ者のみがその権利を有する一発や裏ドラは、
攻撃者にとっては心強い見方だが、
リーチを受けた人にとってはやっかいなもの。
いくら相手の手牌を読みきったとしても、一発ツモや裏ドラに関しては
想像の範疇を越えることがしばしば起こり得るからだ。

アリアリルールにおける「リーチ」のメリットは数え上げると限りが無いが、
主な有効性は、
1.打点を高めること。
2.相手の足止めを狙えること。
大半のリーチは1の動機付けが強いと思うが、
2(足止めをかねたリーチ)は活用の仕方、
タイミングによって値千金の威力を発揮することがある。
例えば東1、2局と続けてダマテンでマンガン、ハネマンとロン上がりした
Aさんがいたとする。このAさんが東3局に親番を迎え、
8巡目に元気良くリーチ。
この時、リーチを受けた他家のB、C、Dさんはどのような心理であるか?
程度の差はあると思うが、大半の人は怖いと感じ、
リーチに対して「オリ、受け」の思考が働いてしまうだろう。
相手を心理的に揺さぶることができるのである。
しかしこのルールにおいて、リーチという役は諸刃の剣。
最大のデメリットは、「相手にテンパッテいますよ」っと教えてしまうので、
ダマテンに比べ、ロン上がりの期待値が減少すること。
そして、相手の攻撃に対して、山からツモった牌をただ切ることしかできない。
追いかけリーチを受け、一発で相手の当たり牌をつかんでしまったり、
鳴きズラシにより放銃(振りこみ)を
余儀無くされてしまった経験をお持ちの方も少なくないことだろう。
リーチをかけた瞬間に、リーチ者は完全に無防備となってしまう。

手牌と絡め合わせてリーチに踏み切る1と、
打点を意識せずにかける2のリーチ。
いずれにしても、上記のデメリットとは常に隣り合わせで、
コインの表と裏と一緒である。
デメリットを軽減するためには、対局におけるTPO(対局観)をしっかりと持ち、
かけどころを見極めてリーチを放つことが必要となる。
つまり結局は、雀力が求められるということか?(笑)。
フリーでの対局において、リーチの特性を最大限に認識して打つことは、
勝利への第一歩へと繋がるはずだろう。


次回はディフェンスについてです。

つづく



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